RECS通信

 

スポンサーサイト

 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

パプアニューギニアでの井戸掘りとコミュニティ開発(西森)

 
パプアニューギニア(PNG)での「総合コミュニティ開発プロジェクト」では、現在パイロット事業の一環として井戸掘りが行われています。

IMGP4982.jpg

対象となっているのは、東セピック州のパティコ村。長年、水不足に悩まされてきた土地です。昨年来、PCM形式でのワークショップを複数回開催し、様々な検討を加えた結果、水不足こそが村の最大の問題であり、現実的に取り得る対策として最良のものは井戸を掘ること、との認識で村側やカウンターパート側とも一致しました。

2010年9月より、井戸掘り工事がスタート。労力はすべて村人が提供します。井戸掘りに挑む若者たちは非常に熱心で、彼らの井戸にかける思いが伝わってくるかのようです。その後、紆余曲折はあったものの、11月末までに水を掘り当てることに成功。現在は井戸の完成を目指すとともに、給水設備の工事の準備作業に入っています。

このプロジェクトでは、そもそもパプアニューギニア政府の提唱する「ICD政策(Integrated Community Development Policy = 総合コミュニティ開発政策)」に則り、コミュニティ開発の「仕組みづくり」に向けて活動しています。たとえば、行政には村人の抱える問題を把握し適切な助言・サービスを提供できるようになる仕組みが必要です。そうすれば、村人にとっても、自らの問題を前に途方に暮れるのではなく、自助努力で解決していくための道筋が開けます。

そうした「仕組み」を作り上げていく上でのパイロット事例として、この井戸掘り事業があります。コミュニティ開発省(中央政府)は、大局的な見地から地方の州政府や村人たちを資金や技術面でどのようにサポートすべきなのか、州政府は省とどのように連携を取り、村々での事業の実施に当たるのか、この事業を通じて学ぶことは多いはずです。こうして得た経験を生かし今後、他の村、他の州でも、コミュニティ開発事業が推進されていくことが期待されています。
プロフィール

RECS INTL Inc.

Author:RECS INTL Inc.



最新コメント

最新トラックバック



検索フォーム



QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。